天翔です。
早速の反応ありがとうございますm(_ _)m しかし、皆さん早起きなのか 夜更かしなのか……凄い時間ですね。
ごちゃごちゃしてきたのでまとめてレスです。しかし、またしても分割……
>アイオワさん >若輩者(26歳)の私では弁護しきれないか・・・。
当方20歳の大学生2年です。あまりいじめないで下さいね(^^m>ALL
>発射速度に関しては、アイオワは人力を廃し、電気駆動による装填システム >(揚弾・揚薬とも)を導入していたので、時間が長引いて速度が劣るのは大 >和のほうが速い可能性もあるのでは?
自動化されているとはいえ両者とも最終的には人間が操作しますから、燃焼 ガスと熱のこもる砲塔内での長時間の作業はかなりの負担になるでしょう。 いずれにせよ、疲労度の問題よりむしろ戦術上の問題から、最大発射速度で 発砲できるのはごく限られた条件の下だけだと思います。
> ご存知のとおりアイオワの機関配置は「シフト配置」。このため確かに標的 >範囲は広くなりますが、大和のように旧態依然とした缶室・機関室分離配置よ >りは間接防御能力は高いのでは。
大和は缶室、機関室ともに4列配置を行なっており、これは理想的な防御配置 だと言われています。全幅の広さが効いていますね。 シフト配置は中型以下の艦艇に有効だとされています。アイオワはシフト配置 にする必要はなかったのではないか、と言われていますが、これは後知恵ですね。 駆逐艦以下の小型艦艇にはほとんど無効とされて、戦後アメリカの艦艇では廃止 したものもあります。
>スリガオ海峡夜戦では、アイオワと同じセンチメートル方式の射撃レーダーを〜
アメリカのレーダーが日本に勝っていたのはもちろん認めています。日本海軍 は一連のソロモン海戦後期には、お家芸のはずの夜戦でレーダーの前に自信喪失 していました。 対して、アメリカが夜戦に自信を持っていた、というのは聞いた事がありませ ん。なぜアイオワ派の人がレーダーを使った夜戦にこだわるのか、ということで す。
>このため射撃時間が短かったのです。この射撃中止の間に「最上」「時雨」は >離脱に成功しました。
その短い射撃時間(18分)の間に40,36cm主砲弾300発、20,15cm主砲弾4,000 発を叩き込んでいます。ちなみに、最上は全長だけで言うなら戦艦と同じサイズ (200m)です。 大和VSアイオワの議論の場で主張されるほど電探は絶対的な優位を誇るのか、 ということですね。
>大鳳の例を見ても判るとおり、貧弱だった日本に比べ、米艦のタフさは結構な >ものがあります。例えばサマール沖海鮮で駆逐艦「ジョンストン」は金剛級の >36センチ砲弾3発と15センチ砲弾3発の直撃を受け、一時は速力が17ノ >ットに低下しましたが、たった5分のスコールの中で損害復旧し、再び12,7 >センチ砲で先頭に復帰しています。
サマールの日本海軍は敵を正規空母と誤認していたため徹甲弾を使用しました。 商船に徹甲弾を撃ち込んでも信管が作動する前に全部すっぽ抜けてしまいます。 つまり、護衛空母も同じです。 ジョンストンは護衛駆逐艦で装甲のその字もありません。通常弾なら36cm砲弾 1発で轟沈です。 大鳳が不運な例だったように、ジョンストンは幸運な例と見ることも出来ます。
>艦載機は、アイオワ級は4機搭載できましたが、艦内格納式ではないため実際 >には積んでいなかったそうです。
その艦載機が欠陥品だったため、というのもあるようですね。
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