ご挨拶
作者より

私は2006年夏に初めてベトナムに家内と旅行に来ました。 その時に理屈抜きに直感しました「ベトナムは来る!」と。 物事を判断するには時間と理屈は必要ありません。
ベトナムは、人口8300万、国土の面積が32万平米と日本の約8割です。 しかしこの国の住民はあの強国「アメリカ」に世界中で唯一勝利した民族なのです。
60年前のわが軍隊でも歯が立たなかったアメリカを苦しめて追い出した「粘りのある」そして「誇り高き」国民です。
そしてなによりも手先が器用で、細かな作業は我々日本人と同じくらい得意な国民なのです。 加えて25歳以下の人口が50%という人口比率! この人的資源こそベトナム株の将来性を大きく物語るものです。

地球には重力がありますので水は高いところから低い所に流れます。 しかしお金だけは逆です。 お金は金利の低い所から高い所へ向かいます。儲けの低い所から高い所に向かいます。
日本国内は個人資産1400兆円の金が0%に等しい金利で我慢しています。
新しい投資先としてバルブを少しひねるだけで日本の投資資金がベトナムに向かうことは10年来の中国株の例を見てもわかりました。
私の生まれた昭和30年代に松下株を買っていれば値上がり益と増資分で何十億円になっているという話を証券マン時代によく投資家にしました。 しかしタイムマシンでもない限り過去の日本にはもどれません。 もどれませんが「過去の日本」と同じ国家の株は「今」存在しますし、投資もできます。 要はこのシンプルな図式を信用できるかどうかです。
「昭和30年代に戻れたら思いっきり株を買うのになあ」と思っている人でもいざ本当にタイムマシンで戻れたとしても実際にお金を払う段階では「勇気」が必要です。
もっと言えばそんなノーリスクで金もうけしようと考える都合のいい人に限って株は買えません。
誰かに背中をポンと叩かれないと行動にでれないものなのです。 このページで、私がみなさまの背中を「ポン」とたたく役に立てればと思っています。
私が現地に行って上場企業の人たちの素顔に迫ります。
よろしく最後までお付き合いください。
ルール

 

このページの内容は企業の数値的なデータより「人」に重点をおきました。

武田信玄は「人は石垣なり」と言いました。ここでは株価や売上や一株当たりの利益などの「数値」よりもその数値を生み出している「人」の素顔を直撃しました。
私はかつて日本の証券会社とアメリカの証券会社に勤務していました。証券マン時代に常に思っていたことは「会社四季報」には一番大切な情報である経営者や従業員の素顔が掲載されていないと思いました。どんな人間がこの会社を運営しているのだろう?といつも思ったものです。ベトナム企業も同じです、どんなトップが経営してどんな従業員が働いているか・・・・ 数字だけで企業の価値を判断して大きな金額を投資できますか?
私は、誰も行かなかったベトナム上場企業を直接訪問して、経営者に会って素顔を紹介したいと企画しました

取材方法は非常にシンプルでした。 アポイントなしで企業に飛び込み「経営者に会わせてほしい」というものです。日本ではほとんど無謀に近い作戦を今回あえてやりました。
結果は予想通りすべての企業が「なんでアポイントをしないの?」という回答でしたが、次の反論でその企業をまず判断します。「あなたは結婚相手を知りたい時に化粧をした顔をみたいですか?素顔を見たいですか?
アポイントをとればあなたがたは化粧をしますよね」・・・この無謀にも近い言葉でほとんどの企業でトップに会えました。 しかし実際に出張などで不在の場合は、受付の態度や言葉遣い、我々に対しての気配りなどでトップがいなくても「社員教育」という形でトップの考え方や会社内の規律などが推測できます。トップ不在の場合は最悪でも部長職以上の方との面談をお願いしました。
どんなに大きなビルに入っていて大きな売り上げや利益を出している大企業に見えている会社でもお化粧だらけでは、山一證券、西武電鉄、雪印のように一瞬にして瓦解します。
そんなばかな!と思うかもしれませんがまさかと思うことを我々は何度も経験してきました。
しかし末端社員までしっかり教育できている会社はまず大丈夫です。人を石垣と思って教育している会社はめったなことでは揺らぎません。私は証券マン時代に培ったこの理論をベトナム上場企業に実際に当てはめてみました。
ですからトップに会った後、社員食堂などに行き実際の従業員と昼食をとり「会長どう思う?」「福利厚生はいい?」などと世間話の中から「真実」をつかもうとしました。その「真実」に近いものをお伝えできればと考えています。
もう一つは、「人」を団結させる言葉、「社是は何か」ということにも重点を置きました。
つい最近社会主義国家だったこともあり「社是とはなんだ」という拍子抜けするような会社もありましたし「今考えている最中だ」というところもありましたが基本的に「社是」がしっかりしている会社は社員もしっかりしていました。
以上の2点についてほとんどわたしの私見にもとづいたベトナム企業訪問日記ですので、一般の数字データによる企業観とはまったく違います。その点だけはっきり区別してお読みください。
私中川秀彦という個人を触媒にしてベトナムを見ていただければ幸です。


中川秀彦 1962年生まれ 神戸市出身 

関西学院大学法学部卒業後 日興證券 米国プルデンシャルベーチェ証券勤務

現在 有限会社インターネットサービス 代表取締役
 
 
中川の挨拶
タン君(通訳)
カ-君(運転手)
なし
スタッフ紹介
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